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奏の行動に周りは凍りついた
猫のお腹に足蹴りをした奏
猫は逃げるようにして広間から飛び出して行き、紅葉は猫を追うようにして出て行った
静まり返る広間
誰もが奏を見ていた
もちろん、いい意味では無く
すると……
龍騎「おい!?
お前、何してくれてんだ!?」
テーブルを強く叩き、立ち上がる龍騎
叩かれた振動でテーブルに乗っていたお皿が一枚、畳に落ちクルクル回っていた
龍我「落ち着けって……」
隣にいた龍我がズボンの裾を掴みながら、小声で止めるも……
龍騎「っせぇ!!!!!!!
お前、ちょずくのもたいがいにしとけょ!!」
掴んでいた手を振りほどき、奏に歩み寄る龍騎
そして、一歩、二歩、三歩
……奏の前に止まった
白鶏「おい、龍騎!?
落ち着けって」
京粋「そうょ
少しは落ち着こうょ」
作弥「ちょ、やばくない
あれ、もしかして……」
周りが必死に止めるも、全く聞かず、遂には服を掴みだした
すると……
『バシン』
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