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その頃、ゆりと奏は……
別室
ゆり「座っていいょ
今、お茶持ってくるから」
案内された部屋に入ると、奏は小さなガラス製のテーブルの前で、正座をしてゆりを待つことにした
当たりを見回すとそこには、本棚があり良く見ると難しそうな本が棚にビシッリ敷き詰められいり、パソコンとたくさんの難しい事が書かれている紙が無造作に置かれていた
すると、ゆりが御盆に湯飲みを乗せて帰って来た
ゆり「お待たせ!!
ちょっと、熱いから気をつけて飲んでね」
笑顔で湯気が出ているお茶を差し出すゆり
だが奏は受け取ろうとはしなかった
それは、ある疑問を抱えていたからである
そして……
奏「なんで??
ゆりさんは私を怒る為にココに呼んだのに、なんでそんなに優しくしてくれるの!?」
するとゆりはテーブルに置いた、お茶を取り首を傾げた
ゆり「怒る??なんで??
確かに、奏さんは悪い事をしたょ
でも、私もお父さん、奏さんがなんでそんな事をしたか理由を知ってる
……原因はさっきの紅葉ちゃんの一言
でしょ??」
持っていた湯飲みを静かに置き問いかけると、奏はゆっくり頷いた
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