Peace2 百合白 奏

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ジッと龍騎を見る者達 すると、下を向いていた奏が意を決すようにして顔を上げた 奏「みなさん、昨日はごめんなさい!!」 その一言で、龍騎を見ていた視線はまたすぐに奏へと変えた 周りは水をうったように静まり返り、奏を見つめた 「ぷっ」 誰かが吹くようにして笑った それは…… 白鶏「誰も怒ちゃねぇよ」 ヘラヘラと笑い後ろに手を置きながら奏に言った すると、白鶏の一言に続くようにして…… ミク「俺達は別に気にしてないぜ それより、俺達より謝る奴がいるんじゃないか??」 テーブルに肘をつきながら言うと紅葉に向かい首をクイッとした 紅葉は戸を静かに開け、一匹の猫を入れた 猫は昨日、奏が蹴った猫 猫は鳴きながら奏の方へと寄って行き、足下に止まり奏の顔を見上てげいた 奏「……昨日はごめんね」 抱え上げるようにして抱きかかえた みんなはその姿を真剣な眼差しで見た すると猫はまた鳴き、奏の胸元にうなだれながらスリ寄せた 夏魅「コレで解決……でいいんだよね??」 白鶏「いいだろ」 作弥「いいんじゃない~」 龍我「じゃ……」 紅葉「解決、解決!!」 顔を見合わせ、一人一人が確認をし、それぞれがうなずくと 息を合わせたようにして立ち上がり…… 「これから、よろしくな!! 奏!!」
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