3 真空

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身体中が燃え盛り、マクロにむかって突進を始める。 「ウオオオオオアアアァァァ!!」 苦痛に体を歪めていたマクロは、その至高の一撃に気づくのが遅すぎた。 「!!!何!?」 「セイイイィィヤァァァァァァ!!」 「ッッッ!!!グオオオオオオオオッッッ!!?」 溜めに溜めた強烈な一撃をまともに喰らったマクロは、耐えることも出来ずに吹っ飛び、やがて爆発した。 「....フゥ....やっと終わった....」 一息ついて変身を解除しようとした時、再びサリアから通信が入る。 「冬季!気をつけて下さい!!マクロはまだ生きています!!」 「ええっ!!!」 俺はすかさず吹っ飛ばしたマクロの方に向いた。
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