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すると、タイミング良くサリアから通信が入る。
『冬季!そのバイクにカードをセットする場所があるはずです!探してみて下さい!』
探すまでもなく、カードの差し込み口は目の前にあった。
『宇宙での戦いでは、自分が属性の力を纏うことは出来ません。その代わり、バイクに宿すことはできるのです。さあ、何のカードをさしこむかは、わかっていますね!』
「あたりまえだ!!さて、あいつを一つ、
ぶっ飛ばしてくるか!!こいつが一緒なら負ける気がしないぜ!」
俺は迷わず火星のカードを差し込む。すると、一気にバイクが燃え上がった。
まて、何故燃え上がる。ここは真空なのではないのか?
「グゥアアアアァァァ!!」
多少痛みが収まったのか、発狂している上、更に怒り狂ったような表情で蹴りをしかけてくる。
「うーーーん...なんでだろうなーー」
顎に指をあて、考えながらサラッとかわし、マクロの足に後輪をぶつける。
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