3 真空

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「とりあえずは...っと。」 バイクを蒸かし、マクロとの距離をとった。 「こいつ倒してから考えようか。ううむ、いい課題になりそうだ。」 一度カードデッキを抜き、再度バイクの差し込み口にさす。 -OVERDRIVE! FOR THE MARS!!- 電子音声とともに、燃え上がっている俺とスペースエクステンダーが火星のホログラムに包まれる。 「これで終わりだマクロ!!業火の一撃を受けてみろ!!」 灼熱の炎で燃え盛る火星のホログラムが、まるで彗星の如くマクロに向かって突き進む。 「ウオオオオオオオオオッ!!」 そのままマクロに向かって衝突。そして大爆発を起こした。
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