思いよ届け

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「うぅ~んん…」 アラームがなり、寝ぼけながら携帯に手を伸ばした。 あれ?アラームかけたっけと思いながらベッドから出ようとしたら、いきなり中に引き戻されてしまった。 A「もう少し時間あんだから寝てろ。」 K「はぁ?てかいつ来たんだよ!つうか、何で一緒に寝てるワケ??」 たぶん夜中に来たであろうコイツは、俺の片思い中の相手… A「チャイムならしたけど出てこないし、でも鍵開いてたからアブないから鍵しめといた!」 K「ありがとう…。ってお前が1番危ないんだよ!!不法侵入だろうが!!」 なんでこんなヤツ好きになっちまったんだろう…。 バカでヘタれで日本語に弱くて我が儘で俺様なコイツに。。。 話を聞けば、携帯が繋がらないから直接来てみたら玄関の鍵が開いてたということらしい。 でも男同士で同じベッドに寝るってどうなの?? しかもなんか俺、抱きしめられてる状態だし… K「おい!!いつまで抱き着いてるんだよ。てかなんで俺のベッドで寝てるんだよ!!」 J「だってカメの寝顔可愛かったから、見てたら俺まで眠くなっちまったんだもん。」 イヤイヤ何を言い出すんだ、コイツは?! 俺が可愛いとかマヂでありえないでしょ… てかドキドキし過ぎて、心臓の音が聞こえそうでヤバい…。 K「マヂで離れろ!バカ西!」 J「アレ?カメ耳赤いよ?(笑)もしかして照れてんの?かぁわいい♪」 そう言うと、さらに俺を抱きしめてきた。
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