思いよ届け

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J「カメ、この状態で俺の話きいてくれる?」 さっきまでのふざけた感じではなく、いきなり低いトーンで話始めた。 J「俺さ、ずっとカメが好きだったんだ。最初は可愛い弟みたいな感じに思ってたんだけど、最近カメと一緒にいるとドキドキしっぱなしの。笑った顔とかちょー可愛いし。でも、いつの間にか俺だけを見て笑って欲しいって思うようになってた。だから、俺と付き合って?」 ウソ…。赤西が俺を好き?! じゃあ、もしかして両思いって事?! そんな事を考えていたら、いつのまにか涙が溢れだしていた。 J「なっ…なんで泣いてんだよ!もしかして泣くほど嫌われてるの?俺…。」 急に泣き出してしまった俺を見て、赤西が焦りだした。しかも変な誤解をしてるみたいだし… K「ゴメン…そうじゃない。」 なんとか涙を止めて、ゆっくり話始めた。 K「ちょっとビックリしただけ。後、嬉しくて…。おっ…俺も赤西の事、ずっと好きだったから…。でも俺、男だし、しかも同じグループだし、絶対に叶わない恋だと思ってた。だからずっと気持ち隠して、赤西の隣にいられればいいって思うようになってた。諦めるようとしてたんだ……」 自分の気持ちを素直に話してみようと思った。
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