★第4話★

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俺が先輩の所へ 行こうとすると さっき離れたばかりの 由姫が 俺の腕を掴んでいた。 由『良いの❗』 裕『何がいいんだよ❗ 悔しくないのかよ❗ 由姫❗ 謝ってもらう ぐらいしねぇと 悔しいじゃねぇか… なあ由姫… 止めんなよ…。』 由『良いの。 裕はあの人たちのこと 言えないでしょ[?] あたしもあの人たちと 関わりたくないし 証拠がないのも本当… 誠意のない謝罪なんて 要らないから 気にしないで。 ばいばいって 言ったばかりでしょ(笑) だからあの人たちに 何もしなくて いいんだよ…。』 裕『でも… それじゃあ由姫が…』 由『良いから。 早く行って❗』 ―誰よりも苦しそうな 顔をするくせに 助けを求めない彼女を どうして俺は 手放したんだろう… 俺がこの時 決意したこと… 誰にも恋をしない。 もししたとしても 先輩にだけは絶対 恋はしないと言う事。
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