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僕の前と店主の前に紅茶が出された。そのカップもまた高そうなカップだ。
僕は不安と焦りからか早く合否を聞きたかった。
『あの…僕は使って頂けますか?』
店主は紅茶を一口啜るとニヤついた顔で『合格』と囁いた。
僕は嬉しくて仕方なかった。
そんな僕の顔を見て先程の女性も笑っていた。
『紹介が遅くなりました。私麻野世里といいます』
"アサノ セリ"素敵な女性だ。
店主も少し変わっているが感じの良い人だと思うし、僕はよろず屋仮面で勤める事になった。
社宅はこの洋館の一室らしく店主も世里さんもここに住んでいるらしい。
そして3日後僕はこの洋館に引っ越してきた。
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