フィルモア・リーン

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銀神帝が警戒するのが判った。 魔人は嬉しそうに言う。 「どうせ殺されるんだ。だったら俺はお前に殺されたい!」 そう言った瞬間。 魔人は強力な魔法を放とうとしたが闇に覆われ霧のように消えてしまった。 最後の瞬間。 魔人は嬉しそうに笑っていたように思ったのは気のせいだろうか。 右手を前に出して魔法を放った銀神帝は手を下ろすと言う。 「魔物の脅威は去った。後は任せるな。」 そう言って転移した。 本当は・・・・此処に居て後始末をしないといけないんだけど・・・何だか様子がおかしい気がして気になって仕方がなかった私は隊員に後を任せて銀神帝の後を追って転移した。
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