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『良かった…』
バタンッ、
家のドアが勢いよく開きました。
『見つけたぞオオカミ!今度こそ撃ち殺してやる!』
それは猟師でした。
『…じゃあな、黒香』
オオカミはそういうと、銃をかまえる猟師に近づきました。
『…殺せよ』
『いいのか?』
『あぁいいさ。ただし、一発で心臓ぶち抜けよ』
『もちろんだ』
『いや…やめてよ』
『黒香。俺はどうせ殺されるんだよ。この勇敢な猟師にな』
『やだっつってんの分かんねぇのかぁ…?』
『わかんないね』
“ズドンッ”
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