REAL STORIES～おとぎ話の本当～

シンデレラ

『ふぅ、すっきりした♪』

シンデレラは毎日、母たちがいなくなるとこうしてストレス発散ノートに全てを書き出しているのです。

するとシンデレラは、よくわからない呪文を唱えました。

『ヨテキニシニイレキトッモ、ンサョジマ、ョジビノイセッゼハラレデンシ』

*ﾟ,*｡*ﾟキラキラキラ*ﾟ,*｡*ﾟ

そこに現れたのは醜い魔女でした。

『まぁーたワシを呼び出して夜遊びしに行くのかね』

魔女がヨボヨボの声できくと、シンデレラはこう答えました。

『えぇ。今日は真っ白い、王子を魅了できるようなドレスに、カボチャの馬車でよろしくね』

『仕方ないね…しかし今日は、条件付きだよ。毎週呼び出されてちゃ、こっちもお疲れなんでね』

『はぁ？何よ、条件って』

魔女は大きく息を吸いました。

『１２：００の鐘がなったら、今日の魔法は消えてなくなるよ』

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