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「クビだなんて…、最悪だよ…。仕事…、どうしよう…」
狭い部屋で俺は会社の愚痴をこぼしながら次の仕事のことをひたすら考えた。しかし、そう簡単に宛など見つかるはずもなかった。
「ぐぅ~…」
考えているとお腹がなった。今日はまだ何も食べていない。昼食前にクビを宣告されて食欲があるやつなどいない。
「コンビニ行こ…」
一言呟いて俺は近所のコンビニに向かった。
「いらっしゃいませ」
コンビニに着くと店員が笑顔であいさつをした。
俺はおにぎりや弁当の棚の前に行った。
色とりどりのおにぎりや弁当が並んでいる。
「おにぎりにするか…」
そう呟いておにぎりを3つ手に取り、財布の中を確認しようとした。
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