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話の『収拾から』つける
書き始めたはいいが、結局何が言いたいのか判らない文章になってしまいました…
こんな話、よく聞きます。
当然ですね、僕に言わせると。
目標の到達点がはっきりしないで書けるのはプロの技です。
それが楽しめるようになったらプロ目前と言ってもいいでしょう。
結末は主人公に聞いてくれ…
そんな事言ってみたいでしょ?
でも慣れない内からそこに任せるのは危険行為です。
そこで。
慣れない内は結末を先に書く事をお勧めします。
最低限、結末を別紙に書き起こしておくといいでしょう。
これは小説だろうがプレゼンだろうが読ませる文章を仕上げるのに大切な事です。
スキーのジャンプ。
当然、第一人者ともなればK点超えを目指しますが、素人はここを目標にジャンプします。
つまり到達点を先に決めておいて飛ぶわけです。
目標点が明確であれば後はそこを目指すだけ……言いたい事がお分かりですか?
話を元に戻しましょう。
結論在りきであれば、文章は6割完成したようなものです。
そこから導き出されるマトメを『タイトル』に据え、さらに文頭から目標に向けて走り出せばいい。
これなら内容がぶれて本末転倒……なんて事にはなりにくいんです。
お試しあれ。
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