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ではプロットとは何か。
これは謂わば小説の設計図です。
主人公の名前、年齢、性別、職業、趣味、家族構成、彼氏彼女の有無、その人との関係、過去の事案、性格などを箇条書きで書き出す。
履歴書みたいなものです。
これを主人公に関わりを持つ数人分作成してファイルする。
それぞれの相関関係を図で表してみる。
こうする事で、物語の概観を掴む事が出来ます。
次に舞台設定。
学園物ならば学校生活を中心にするでしょうし、時代物ならばその時代背景を下調べした上で時代に合った文化的な生活を中心に持って来るでしょう。
ここまでは箇条書きで構いません。
箇条書きが終了したら、いよいよ冒頭部分を作成します。
次に簡略化した小説を、短編小説を書く要領で纏めてみる。
言い回しの細かい部分は、この際、まったく気にしなくて構いません。
これから自らが描く世界に対しての感想文だとでも思ってください。
ここまで作れば、物語の全体を把握出来ると思います。
自分の作品の一番のファンは自分である事。
そうなるためにもプロット作成は大事なんです。
自分が嫌いな文章を他人が愛してはくれませんから。
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