悲憤慷慨→伯牙、琴を破る。

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「はぁ、」 また、溜め息を吐く。 ……これで、今日で何回目だろうか? 「……」 いつものように、 朝早くに起きる。 親に『早く起きろ。』と怒られ、 遅刻しそうになりながら急いで支度する。 出発時刻ギリギリで家を出て、 半場走りながら学校に着く。 すると、直ぐ様朝のチャイム。 先生が『席に着け。』と怒鳴る。 皆が『え~。』と落胆の声を彼方此方であげ、 私は席に着く。 先生のかったるい、 半分、意味の分からない無駄話を聞き流し、 先生の話が長くて一時間のチャイムが鳴る。 授業を、 聞いてるか聞いてないか程度に受け、 お昼は自称“親友”と一緒にご飯を食べ、 適当に話をする。 また、 授業が始まり、 気付けば放課後。 特に意味も無く入った委員会や部活に行き、 これまた親友と一緒に帰る。 家に着くと、 まず、ご飯を急いで食べ、 休む暇無しで進学塾へ。 睡魔を堪え やっとの思いで家に帰ると、 親に何故か怒られる。 自分でも解釈出来ないまま、 睡眠時間になり、 布団の中へ。 ………これで、         いい?
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