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1階に行き、台所へ。
冷蔵庫を開けてみますが、中には高級そうな飲物ばっかりですわね。
こういうのは大体お父様の貰い物ですので私にはさっぱり分かりません。
にしても、本当に手頃なのが見つかりませんわね……。
とりあえず冷蔵庫は止めて、台所を探しましょう。
……あら、これは何かしら。
何かの茶葉みたいですわね。
……とりあえず、これを持って行きましょう。
何のお茶かは分かりませんが……。
後、ポットとカップも持って行かないといけませんわね……。
すると、ふと後ろから聞き慣れた声が聞こえました。
「お嬢様、どうかなさいましたか?」
あら、遼斗(リョウト)さんですわ。
彼も私の家の執事のような感じですわ。
「遼斗さん、この茶葉、持って行っても大丈夫でしょうか?」
すると、私の手元にある茶葉を見て、暫く考える素振りを見せ、
「お嬢様、少し待ってて貰えますか?」
「え、ええ」
そう言い、何処かへ行ってしまいました。
まさか高級なのでしょうか……。
香りは強いですが、そこまで高級そうには見えませんわ。
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