第1章 少年

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「なぁ十夜?」 悠哉がそう聞くと十夜はタバコを制服の裏ポケットから出し、火を点ける。 「あ?あぁ。」 十夜は相槌を打つと煙を吹き出した。 職員席では… 「あっあの生徒タバコ吸い始めましたよ。」 新任の女教師が十夜の方を指差す。 「気にしないでください。」 それを生徒指導が止める。 「でも生徒が…」 「あの生徒には関わらないでください。それが一番ですから。」 生徒指導はそう言うと十夜の方を見た。
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