lesson.01 トモダチ

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  「無理!」 「なんで?」 「宿題ってのは、自分ですることに意義があるねんで?」 不機嫌な顔をするあたしに、ヤツは意味深な笑みを浮かべる。 「ふーん‥。反抗的やな、ルリちゃんは‥。アノコト、言っちゃっても‥?」 「あー!あかんって!てか、また脅迫?ソラ、サイテー!」 そう‥。 あたしは、コイツに弱味を握られてるんだ。 「ん♪オレ様は、サイテーなオトコです。おとなしくノート見せなさい♪チビルリちゃん☆」 意地悪な笑顔で、空羅はニッて笑った。 「アホソラ‥。」 あたしは渋々、空羅にノートを差し出して、ヘラヘラ笑う彼を睨み付けた。  
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