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取り巻きみたいな女子が5~6人、あたしを見上げて、ニヤニヤ笑う。
良い話じゃ無いことは、聞かなくても分かった。
むーは、あたしと休み時間を過ごさない時は、アキヨ達と一緒にいる。
だけど、そこに、むーの姿は無くて‥。
あたしは、急に怖くなった。
「なんか用?」
内心かなり焦っていたけど、ビビってるなんか思われたくない。
平然を装って、アキヨに訊いた。
アキヨは、斜め下からあたしを見上げ
「あんた、ちょっと調子乗ってんちゃう?」
と、凄みを効かせて睨んで来た。
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