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~大和の部屋~
「ふー、つかりた」
「お前着替えてこいよ!どうせ、家隣なんだし」
「うー、めんどくさいよ。そうだ!大和、服貸せ!そして、かばん置いてこい」
「なに?俺服貸す決定なの?そして、かばん置いてこいなんて…ただのパシリじゃん」
「はーやーくー」
「うっ…………………」
「早く大和」
「うっ………ほらよ」
「じゃあ、かばん持って行ってね」
「………」
俺は部屋を出る。
梨華、俺をぱしらないで下さいよ。ホントに
ピンポーン
「はーい」
がちゃ
「あら、大和君じゃない。どうしたの?」
「こんにちは。梨華にかばん置いてきてと頼まれて…」
「あらそうなの?ごめんね、いつも梨華が」
「いえ、大丈夫ですよ」
「あっ、そうだ」
「えっ?」
おばさん、話の途中で急にいなくならないで。俺なに?帰っていいの?ダメなの?わかんないんだけど
「おー、大和君いた」
「おばさん、さっきからいますよ」
「帰ってるかと思ってたわー。よかった」
帰ってよかったのかよ。帰ればよかった
「これあげる」
「ありがとうございます」
「じゃあ、また来てね」
「はい」
おばさん不思議。俺あの人よく解らない。なんか、へんなパワーがあるんじゃね。よく話の途中で消えるパワー
そんなことを考えながらもらった物に目を向けると
「うわー、お菓子だ。大量の」
おばさん、僕達家族お菓子そんなに…まだ前にもらったのが残ってる!一日一個を家族みんなで食べてるけど一ヶ月かかるのに…このお菓子たぶん二ヶ月分はあるよ…あっ
「梨華ー」
「なに?」
「いや…ベッドに寝ないで。なんか、困る」
「じゃあ、起きる」
「それでいい。あと、おばさんからお菓子もらったんだけど食べるよな?」
「食べる~」
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