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ガシャン!
弾をかわしながらも、天井のシャンデリアの繋ぎ目を打っていたショウによって、シャンデリアは敵の上に落ちた。
一息ついたショウは、周りを見回す。
「おい…、なんで、こんなに数が増えてるんだよ。」
現在も尚、次々にショウに襲いかかる敵。
何人もの敵を素手で倒しているアキラは、もう限界に近い。
「1人1人相手にしてたらキリがないぜ。」
アキラは不適に笑いながら構えた。
敵が1歩あとずさる。
「…って、あれ?あれっ!?」
あたふたと慌て出すアキラ。
「武器が全部ない!ちゃんと持ってきたのに!」
「まさか、あの社交ダンスの時に盗まれたんじゃないだろうな?」
「…ありえる。あの女、やけに俺を触ってたな。」
一瞬の隙が命取り。
アキラの敵は、まるで羊を見つけた狼のように、一斉にとびかかった。
「アキラ!」
ショウはアキラを助けようとしが、
自分の敵の攻撃を交わし、攻撃をするだけで精一杯。
敵の人数が多すぎて、助ける余裕なんてない。
バンバンバンッ
銃声。
アキラにとびかかっていた敵が、床に倒れた。
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