第十二章

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偶然の力って本当にすごい。 まさか、またあんな場所で涼くんに会うとは。 あのまっすぐな瞳に負けてしまったと思う。 連絡先だけなら・・・と観念してしまった。 「メール、してもいいですか?」 「大丈夫よ。」 あの時の彼の笑顔は破壊力100パーセントだった。 きっと世間の女子は、あの笑顔に参ってしまうんだと思う。 それを彼自身はたぶん気づいていない。
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