第十二章

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仕事を終え、ビルから駅へ向かう途中で海斗の携帯へ架けてみた。 「どうした?」 「ちょっと話したい事があって。」 「何かあったのか?」 「今日、涼くんに偶然会って、その時に連絡先を教えたの。」 「涼のヤツ、喜んだろ?」 「・・・うん。」 「俺も話があるから、近いうちに時間取るから。」 「わかった。」 とりあえず海斗には今日のことを伝えておきたかった。
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