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「ほんとにこれで良かったの?」
「いいんだよ。
これが一番美味いんだから。」
私の作ったオムライスを美味しそうに食べている海斗。
一番美味いって...まだ他にも二つくらいは美味しく作れるものも
あるんだけど。
「なぁ、涼とはその後どうなってんの?」
「別に何もないよ。
ただ、メールは来ているかな。」
そっか。と言ったまま食べ続けている海斗に聞いてみる。
「何か話があるって言ってたけど、どうかしたの?」
「・・・・・・。
涼は本気だと思ってさ。」
「そんなこと言われても・・・
困るだけだもの。」
「アイツと別れろよ。」
いつになく、真剣な眼差しで話す海斗がいた。
そんな時メールの着信音が鳴った。
「涼からかもよ。」
海斗の言った相手とは違った。
【今夜ちょっと寄りたいんだ】
と、海斗がアイツ呼ばわりする潤からのメールが届いた。
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