第十三章

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今のままで、何かがある事を待っていては何も始まらない。 一歩前進どころか、ゼロに等しいじゃないか。 このままだとマイナスにさえ為りかねない。 掴みとってみせると息巻いていたはず。 本屋の話でも何でもいいから、切り出してしまえば何とかなる。 携帯のディスプレイに月菜さんのナンバーが表示された。
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