第十三章

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「あっ、涼です。」 「こんばんは、どうしたの?」 「あの・・・。」 次の言葉が出てこない。 「何かあったの?」 声が聞きたくて架けたなんて、ガキじゃあるまいし言えない。 思った以上に電話が緊張するものだと、この時知った。
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