第十三章

15/18
前へ
/525ページ
次へ
「どうもごちそうさまでした。 美味しかったです。」 「喜んでもらえて良かった。」 ワリカンにしようと言う月菜さんに、今日は誘った俺がご馳走すると納得してもらい店を出て歩きだした。 金曜の夜ということもあって、駅まで街は人であふれている。 「大丈夫ですか?」 「大丈夫。」 並んで歩いているのに、数十センチ離れた距離にジレンマを感じていた。 .
/525ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4130人が本棚に入れています
本棚に追加