第十四章

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「「乾杯!」」 「「かんぱーい!」」 毎年恒例の大忘年会が始まった。 久しぶりに会う人。 同期。 かつての同僚。 たくさんの人がいる。 各席盛り上がっている中で、私の周りは更に異常な盛り上がりで少し恥ずかしいくらいだ。 「森下さん、飲んでますか?」 「幹事さん、ご苦労様。」 脇本さんが多忙な中、私達の席へとやって来た。 「もう宴会さえ始まってしまえば幹事なんて最後に締めればいいんですよ。それに俺だけじゃないですから。 そんな事より、今日は飲みましょう!」
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