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リセットすると決めた日から数日後。
「・・・・・・私、・・・・・・これからはひとりで頑張ってみようと思う。」
テーブルを挟んで目の前に座る潤に言った。
会ってきちんと伝えたかった。
そして今、向かい合っている。
私の突然の申し出に一瞬瞳が揺らいだように見えたけど、いつもと同じ表情だった。
潤は受け入れてくれるとわかっていた。
「もう決めたの?」
安心させてくれる優しい話し方。
そう、私は気が付いた時にはこの優しさに縋っていたんだ。
手に入らない関係がいいなんて思っていたけど、やっぱり淋しかった。
冷めていたなんて強がり。
「晃太がいなくなって、傷ついている月菜を放っておくことなんてできなかった。」
「うん・・・。すごく助けられた。」
「大丈夫なの?」
「うん・・・・・・
今まで、ありがとうね。」
「決心は固いんだね。」
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