第十五章

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俺は、今日の夜に月菜さんへメールをする。 鶏料理が好きだと言っていたのを忘れずに、別の店をリサーチしていた。 また食事がしたい。 美味しそうに食べる彼女を見ているだけで、心がゆったりしてくるような感じになる。 「重症かもな……。」 思わず出た言葉に、 「えっ?何?何か言った? 明日行くって?」 中村が素早く反応した。 「行かないよ。」 「なんだよぉー。」 なぜかテンションの高い中村を見て可笑しくなった。 .
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