第十五章

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海斗からだった。 「二日に新年会やるんだけど、来る?」 「俺、今実家なんだ。」 「ウチでやるんだけどなぁ。」 「えっ!?」 「内輪じゃなくてオヤジの客も大勢いるから気楽に来てもらっていいからさ。」 海斗の家っていう事は…。 あの人もいるかもしれない。 俺の考えを見通したように、 「もちろん月菜もいるよ。」 その一言で返事は決まった。 .
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