4130人が本棚に入れています
本棚に追加
「うぅ~さむっ。」
海斗と話し終えた俺は、テンションが高いままモンタと海まで散歩に行った。
年甲斐もなく砂浜を走ってしまったのは、失敗だった。
足腰がガクガクいっている。
そして家に戻ってみると、
「あれ。お兄ちゃん帰ってたんだ?
どうしたの?何かあった?」
妹の真奈美がリビングで俺を見て驚いていた。
「真面目になったんだよ。」
「彼女に振られたとか?」
「勝手に言ってろ。」
「ふーん、今彼女いないんだ。」
相変わらず憎まれ口をたたく奴。
でも今は何を言われても笑って流せた。
.
最初のコメントを投稿しよう!