序章

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もう少し。 届くまでもう少し。 ほら、あとちょっと。 この腕の中から逃げないで。 ようやく君を見つけたんだから。 偶然なんかじゃない、必然だったんだよ。 でも、僕には見えない羽根を纏っていた君。 そして、それはとても脆いものだったんだね。
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