第ニ章

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「俺、卒業したらオマエの姉貴に告うから。」 俺は海斗に言った。 「・・・月菜はやめとけ。」 「なんで?5つも上だからか?」 「そんなんじゃない。」 「オマエが止めても告うからな。」 「いいからやめとけ。」 「何でだよ。」 「・・・結婚するんだよ。」 「けっ・・こん?」 「・・・そうだよ。だからやめとけ。」 「・・・・・・。」 俺は絶句した。 彼氏がいたんだ・・・それも結婚するって・・・ 男がいたって不思議じゃない。 ハハハ...俺が勝手に良いように思ってただけかよ。
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