第二十章

3/24
前へ
/525ページ
次へ
「昨日、俺の気持ちを言った時に月菜さんにも聞きましたよね。 そうしたら・・・頷いてくれた。 それって俺と同じ気持ちって事ですよね?」 「たぶん・・・、そうだと思うの。」 確かにざわざわした感じが溶けだして、暖かい何かが胸を満たしてきたのは間違いなくて・・・。 「同じ気持ちだとわかったんで嬉しいです。 やっぱり言葉にしないと不安っていうか、 夢じゃないかとか思ったりするんで・・・。」 涼くんだけじゃない。私も同じ。 人を愛する事は不安と紙一重なのかもしれない。
/525ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4130人が本棚に入れています
本棚に追加