第二十章

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「月菜さんが嫌なら、 今はもうこれ以上しない。」 「涼くん、ご・・・。」 彼は私の唇を指で押さえて、言葉の続きを封じた。 「それは言わないでいいから。 我慢するのは今日だけです。 ちょっと俺も焦りすぎたかもしれません。」 そう言って私を抱き起こした。 「でも、充電だけさせてもらっていいですか? 月菜さんのこと、抱きしめたい。」
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