第二十一章
12/20
読書設定
目次
前へ
/
525ページ
次へ
店を出て駅までの間、俺は思い出していた。 今の店に初めてふたりで来た日の事。 あの日もこうして俺の隣を彼女は歩いていた。 やけに人が多かったのを覚えている。 そしてぶつかりそうになった彼女を引き寄せた瞬間、ふたりの間にあった見えない距離がさらに広がったんだ。 今、あの時と同じように引き寄せたら・・・ わざとする必要なんてないさ。 いつだって彼女を守れるのだから。
/
525ページ
最初のコメントを投稿しよう!
4130人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
2,980(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!