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彼女の事で俺に話があるのは間違いないはずなのに、海斗はなかなか切り出さない。
「月菜さんの事で何か話があるんだろ?」
「・・・・・・涼、もう一度聞くけど、
月菜の事は本気なんだよな?」
「当たり前だ、わかってんだろ。」
「だったらいいんだ。
・・・・・・もし、何かあったらマジで許さないからな。」
暗がりで表情は伺えなかった。
でも、声から察する限り・・・
海斗は冗談でもなく、本気で言っているという事が恐いくらいに伝わってきた。
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