第二十ニ章

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「何時に出たの?」 「6時過ぎに。」 私からの返事で、今日は車で出かけると決め、朝早く実家に車を取りにいったと少し照れながら話してくれた。 それを聞いてちょっと驚いた。 「大丈夫?」 「平気ですよ。 あっ、でも万が一眠くなったりしたら月菜さんに運転替わってもらおうかな。」 「その時は任せて。」 「頼もしい返事、ありがとうございます。」 運転している涼くんは、リラックスしていて楽しそうだった。 その姿を見て、私も涼くんと一緒に楽しもうと思った。 .
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