第二十ニ章

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「今日は日帰り温泉なんてどうかな?と思っているんですけど・・・。」 「温泉に?」 「ランチをして、温泉に浸かってリラックスして、 くつろげるように日帰りプランを予約してあるので・・・。」 「温泉、久しぶりだから行きたいな。」 「本当に? マジでホッとしました。 勝手に決めちゃったんで断られたらどうしようかとびくびくしてたんです。」 そう言った横顔は、本当に安心しているように感じた。 「ううん、断ったりなんてしないから。 すごく楽しみ。」 「俺もです。」 私には無い手際の良さに感心していた。
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