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私を見下ろすその瞳は、とても色っぽく熱を帯びていた。
「愛してる。」
何度となく聞いた言葉。
今、ここで言うなんてずるい。
軽く唇にキスを落としたかとおもえば、首筋から鎖骨へと舌が這う。
耐えきれず彼の背中にしがみついた。
「･･････んっ。」
抑えていても声が出てしまう。
「我慢しないで聞かせて。」
その言葉で全身が恥ずかしさでいっぱいになる。
そしてゆっくりと身に着けているものが一枚一枚取り払われていく。
まだ外は明るいというのに、一糸纏わぬ姿でいるのがとても恥ずかしくてシーツを引き寄せた。
「全部見せて。」
彼の引き締まった身体に比べたら、私の身体は･･･。
ダイエットに勤しめばよかったと今更ながら後悔した。
でも、そんな思いは彼の落とすキスの嵐にすぐに消されてしまった。
「月菜さんっ。」
彼の覆い被さってきた身体の重みが、ひとつになったことを実感させた。
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