第二十三章

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今回で二度目の彼女の部屋。 「散らかってるけど。」 なんて言っていたのに、どこが?と思う程きれいになっている。 しいて言えば、本が数冊積み上げられているくらいだ。 あれだけ?もっとあるはずだろ。 彼女は今、俺に出すためのコーヒーを淹れているはず。 確か前回はこのタイミングで、海斗という悪魔に邪魔をされた。 携帯の電源は入れてあるんだろうな…。 オフにしてほしいなんて事を言えるわけないんだけど、今夜は邪魔をされたくなかった。 「お待たせしました。」 彼女がキッチンから戻ってきた。 .
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