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「えっ、なにっ?」
まさか俺がこんな事をするなんて思ってもいなかったんだろう。
バランスを崩した彼女は再び俺の腕の中にいた。
「もう少し、こうしていたい。」
「・・・・・・お願い何か着させて。」
昨夜、あのまま眠ってしまった為に二人とも何も身に着けていなかった。
「やだ。」
拗ねたフリをしてみる。
さぁ、どうする?
「・・・・・・。」
黙ったまま俺のことを見たかと思えば、
今度は胸に顔を埋めてしまった。
それって反則行為だろ。
まったりするだけじゃ済まなくなる。
「ご飯食べないの?」
再び俺の顔を見上げて彼女が聞いた。
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