第二十三章

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「うん、美味しい。」 あれから、理性を最大級までにした俺はなんとか堪えた。 そして今、彼女が作ってくれたオムライスを食べている。 「月菜さんの得意料理がいいです。」 と答えた俺に、 「・・・オムライスでもいい?」 と言った彼女。 凝ったものなんていらない。 あなたの心のこもったものが食べたいんだ。 「オムライスなんて久しぶりです。」 こうして念願の手料理を味わうことができた。
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