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週明け月曜日。
こんなに気分爽快な月曜日を迎えられたのは初めてだ。
片時も離れたくなくて、昨夜は最終電車で帰ってきた。
本当は始発でもよかったのに、仕事に差し障るからと彼女に言われ・・・。
らしくないけど、鼻歌が自然と出てきそうだ。
「たーにーぐーちーくんっ。」
中村だ。
奴がこんな呼び方をするのは、何かよからぬことを考えている時だ。
俺は聞こえないフリをした。
「・・・・・・ちょっと無視しないでもらえます?」
「なんだよ、朝っぱらから。」
「なぁ、今週末の・・・」
「行かないよ。」
何かと思えば、合コンの話だ。
「マジで谷口がいると場が違うんだよ。」
「行かないよ。」
「ほんと、谷口変わったな。」
「そんなことないけど。」
変わろうと思っても、そう簡単には変われない。
でも、彼女の為に変わりたいと思う。
それほど、俺は参っている。
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