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それからは、喋る二人を眺めながら飲んでいた。
そろそろ帰ろうかと思っていたところに、
「お兄ちゃん、私先に帰るから支払い頼むね。
ごちそうさまっ。」
と言い、あっという間に真奈美は帰っていった。
「まったく何考えてんだ。」
思わずボヤいてしまった。
「私達も帰りますか。」
「そうだね。」
このまま、二人で居るわけにはいかない。
会計を済ませ、店を出たところで解散しようと思っていた俺に、
「駅までご一緒してもいいですか?」
「どうぞ。」
駅までなら仕方ないと思い、とりあえず歩き出した。
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