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あの日から3日後の22時過ぎ。
ようやく明日で研修が終わる。
そして明後日は引っ越し。
今週は心身ともに疲れた。
駅に下り立ち改札を抜けた時・・・、思わず立ちすくんでしまった。
なぜなら・・・・・・
「どうして?」
そう、そこには涼くんが立っていた。
私に気付いた彼が歩いて来る。
「どうして・・・ここに居るの?」
「逢いたかったから。」
「だって・・・都合がつかないってメールで返信したのに。」
「待ってられなかったんです。」
「・・・・・・。」
「ちょっと疲れてるみたいですけど大丈夫ですか?」
「そんなことないけど・・・。」
「あまり無理しないでください。
心配になるから。」
「大丈夫よ。」
「顔が見れてよかった。
じゃ、俺帰ります。」
「・・・・・・気をつけてね。」
引き止める事ができなかった。
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