第二十五章

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「そばにいるから。」 腕の中で眠る彼女に呟いた。 初めて幸せにしたいと思った女性(ひと)。 彼女を幸せにする為に俺は生まれ、こうしてめぐり逢う事が決まっていたんだと思う。 ずっと一緒にいたい。 彼女がどんな道を歩いてきたのかなんて、もうどうでもいい事だ。 不安も消していけばいい。 この先、どんな事があっても離さない。 だから… あなたも俺を信じて自分を曝け出して。 どんな事でも、 何があっても、 俺がぜんぶ受け止めるから。 .
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